越後の親鸞
越後の親鸞は34歳から41歳までの7年間にも及びます。その間、精力的に布教を努めて、後の主著となる『教行信証』の礎を築いたと言われています。
越後七不思議と焼鮒旧跡
- ・親鸞が教えを説いた越後の地では、生活に身近な植物や動物に、親鸞への謝念が結びついた伝承や伝説が多数あります。
- ・「越後七不思議」と呼ばれる旧跡には、親鸞を偲ぶ人々が訪れ、焼鮒旧跡はその1つです。
- ・親鸞が南無阿弥陀仏と言いながら、焼いた鮒を池に放したところ、その鮒が生き返ったという言い伝えが今も残っています。
親鸞の生涯
- 1173年 京都で誕生
- 1181年 出家し、比叡山にて修学
- 1201年 六角堂で参籠後、法然に弟子入り
- 1207年 越後へ配流
- 1211年 赦免
- 1214年 越後を離れ常陸へ
- 1228年 常陸より帰洛
- 1263年 90歳で逝去